ヘテロ な実験室(テルミンとバットディテクターへのこだわり)

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2010年 03月 09日

テルミンのケース(角丸・丸木船型ケース)を製作する

今回はテルミンのケースの製作についてです。

3月29日完成したケースの写真を下段に追加しました。
3月22日塗装の写真を下段に追加しました。

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  写真のケースのように角が丸く仕上げてあるケースを考えました。
木板を六面から貼り合わせて箱型にするのでなく、丸木舟のように中をくり貫いた構造で造ります。
上の写真は薄型ケースの例で操作つまみが上面になっていますが、今回は単2型電池4本を収納したいので 約450mm×150mm×65mm とします、操作つまみは前面(演奏者の側)配置となります。

  材料は加工のし易い150mm幅、板厚13mm、長さ910mmのファルカタ材3枚を用意します。
3枚とも1/2の長さ約455mmにカットし、150mm幅、板厚13mm、長さ455mmの板5枚を使用します。
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5枚の内の3枚は中をくり貫いて枠のようにします。
手前の穴の開いたベニア板はトリマー用のテンプレートです。
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3枚を木工ボンドで接着すると外形は455mm長、150mm幅、板厚39mmとなります。
ボンドが固まってから、内側を木工やすりやドレッサーなどで張り合わせのずれたところを削って平らにします。
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底板をボンドで接着すると丸木舟構造ができます。
外側をかんなや木工やすり、ドレッサーなどで削って整えます。
アンテナ継ぎ手取り付け用の穴3ヶと操作パネル部分を開口します。
マイクスタンド用の金具の取付け穴やプリント基板固定用のスペーサーの下穴も開けておきます。
緑色は部品を実装する前のプリント基板
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残りの1枚は天板になります、電池式テルミンのケースとするので電池交換がし易いように兆番を付けて開閉できるようにします。
アンテナ取付け用の継ぎ手とアンテナ、電池BOX(UM2×3)も仮付けしてみました。
早く室温になじむよう通風孔も追加しました。空気は底面から吸気して本体と天板の間の隙間から上へ抜けます。
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天板を閉めるとこんな感じ
Volアンテナ外側とピッチアンテナの間隔は約70cmあり標準的な演奏法ができます。
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以下は210/3/22の加筆です。
塗装ファルカタ材は加工がし易く、しかも軽いので良いのですが、傷がつきやすい、吸湿し易いなどの欠点もあります。
長期間使用する用途には塗装が必要です。
塗装をする前にペーパーをかけ、下処理をしてから着色ニスを吹付け塗装して仕上げます。
今回は水性着色ニス(ゴールデンオーク)を3回ほど重ね塗りしました、内側も吸湿防止に色がつく程度に塗装にします。

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以下は2010/3/29の加筆です。
プリント基板、アンテナ、操作パネルを取り付けて超軽量テルミンの完成です。

正面(演奏者側)から見たところ アンテナはバフ仕上げニッケルクロームメッキまたはステンレス製です。
天板の留め金(ドイツ錠と呼ぶそうです)がなかなか見つかりませんでした、印鑑箱などでは今でも使用されてるようですが5階建てのビル全てが倉庫になっている大きな金物店でも今は作ってないよ云われましたが何とか見つかりました。
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背面(お客さま)から見たところは部品は付いていないので平面状です
背面と天板にトールペイントの上手な知り合いに花の絵を描いてもらえる予定です。
あなただけのマイテルミンの製作にお応えできます、いかがでしょうか。
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内部の様子は試験中につき小さい写真です。
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テルミンの重量比較
  超軽量テルミン :  約1.6kg(アンテナ、乾電池UM-2×4本を含む)   
  Etherwave  :  約2.6kg(アンテナ、ACアダプター410gを含む)


次回はこれまでに製作した色々なテルミンのケース
     テルミンのアースのとり方
     などについてを予定しています。
    
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テルミンの製作記事(回路図等の製作データもあります)と販売のサイト
http://www.mb-labo.com
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by MB_theremin | 2010-03-09 17:29 | テルミン


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